【乗馬ツアー3日目】 午後の乗馬
昼食
昨夜キャンプした地形によく似た場所でサポートカーと待ち合わせ。今日は朝から昼までに35kmぐらい走ったそうだ。
今日のお昼御飯はこれ。麺はマロニーのようなデンプン麺でプリプリ。味はいつもの味。
ちぎれ雲が流れ、座っている場所でも日向と影が目まぐるしく変わっていく。
薬草シリーズ:ティングリングリという菌類を教えてくれた。お尻が切れたときにお尻に突っ込むと出血が止まるそうです。
外皮を破ると胞子が飛散していく。確かに血が固まりやすそうだ。2日目の下痢の影響で少し切れて痛いから丁度いいのだがこれ以上悲惨な事態になるのが怖くて使用は止めました。
モンゴル乗馬ツアー 3日目薬草ティングリングリ お尻の出血に効果がある薬草
ガイドに馬の乗り方のコツを聞いた。 ”乗っているときは立って乗る” んだって。だから乗馬中はずっと立っているって。
いや、どう見てもみんな座っているよ。座っててもお尻痛く無いって言っていたし。
膝の内側も接触して痛いから先輩方のつま先の角度やら色々と観察しているが、日頃こんなに股を開いて生活していないからなかなか難しいなと感じている。
わかりました。ずっと立って乗ります。
午後の乗馬ツアー開始
アドバイス通りに乗ると実際、格段に乗りやすくなった。
少しずつ答が見つかる。助かった。ツアーは調子よく進む。
眺めの良い場所で1回目の午後の休憩を取る。開けた場所で気持ちがいい。みんなゴロゴロと寝転がる。空には飛行機雲が描かれていく。
ここでもティングリングリを発見。大自然が使用を強いてきているように感じるが心決まらず、持ち運ばないことにした。
3kmぐらい離れたところに炭酸冷泉チャンチュルが見える。長期宿泊をして身体を治すことが出来るようだ。
休憩を切り上げ、そちらの方へ向かって走る。
ガイドが鞭を拾う ガイドは超ゴキゲン!
道中にガイドの一人がムチを拾った。鞭は80cmぐらいの木製の棒の先端に80cmぐらいの革紐が組み付けられている代物だった。
モンゴルでは鞭を拾うことは吉兆の証とされ、とても幸運な事なのでガイドは超ゴキゲンだ。
ガイドは本当に楽しそうに鞭を振り回している。僕が乗っている馬の尻をこの鞭で叩いてやろうか?!ってジェスチャーをしてくる。
止めて!本当に止めて!本当に馬のコントロールが効かなくなるから。
興奮したまま3人でワイワイしながら他人の住居ゲルに近いところを通っていると番犬が吠えてきた。ここの住人に鞭を見せてさらにワイワイする。
あなたに幸運が訪れますように。
水場で2回目の午後休憩を取る。
他の家畜も遠くに見え、牧歌的で美しい。草原、丘、水場、青い空、雲、馬。太陽光を反射する水場はキラキラと美しいがペットボトルが散乱していた。
観光業が発展していない地域に行くと排泄物問題やゴミ問題がつきまとう。これからのツーリズムについて行政、自治体、団体、会社、個人が施策を行っている。
この辺りでは週に一回ゴミ拾いをしていると聞いた。風が強く、どこまでもゴミが飛んでいくから大変だ。
丘を一つ超えた後で長い下り坂を下る。
ゲルの近く(100m以上離れているが)を通ると、ここでも番犬が吠えてくる。
先へ先へと進み今日のキャンプ地へ17:30頃に到着。
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