2024年6月モンゴル 乗馬ツアー5日目 トゥール川を超えてテレルジ国立公園へ向かう

モンゴル Mongolia
日焼け対策 高原の日差しは強い

キャンプツアー5日目 トゥール川を超えてテレルジ国立公園へ向かう

今日から4日間の後半戦。今日はチンギスハーン騎馬像テーマパークを経由して、トゥール川を乗馬で超えてテレルジ国立公園へ入る。
テーマパークのスペックは他ツアー会社らが紙面を割いているので省きます。

今日の朝食

脚絆を付け、ヘルメットを被り、手袋を付け、ズボンにクッションを入れて乗馬を待つ。


足の速い馬 側対歩

前半4日間乗馬した馬とは別れを告げて別の馬に変わったのだが、走り出すと馬の足が速い。
足をちょこちょこ動かして走る。側対歩だ。早い早い。
コマネズミのように良く足が動く。

走りたがりの馬なのかガイドの馬を置きざりにして走って行く。先頭で走っているため、この道で合っているのだろうか?と不安になる。
気付くとガイド馬の足音が後方から聞こえる。取りあえず後ろにいてくれているようだ。
しばらくして「右に行って、右に。」って聞こえてきた。
やはり馬は好きなように走っているようだ。手綱操作で右に進路を変更する。
その後ガイドのSさんから「この馬で走れそうですか?」と質問が来ました。
「この馬は無理です。足が速すぎる」と正直に返答。
ガイドさんもこの馬が早いと思っているようだ。

手綱を引き締め気味にしながら速度抑制繰り返していたら馬が後ろを振り返りだした。
走りたいのに走れないものだから明らかに馬のフラストレーションが溜まっている。
やがて馬が走らなくなった。ここまで馬の気が強いとは思わなかった。
ガイドに轡(くつわ)を引っ張ってもらいなんとか走り出す。
自己主張が強い馬。馬は乗り手の技量を見ている。素人ツアーに付き合ってくれよ。僕も気分が悪くなる。


ガイドの子供達と合流

途中で小学生ぐらいのガイドの子供が2人、馬に乗って合流してきた。
目的は分からなかったが休憩時にガイドの馬を交換したので、ガイドの馬に何か不具合があったのだろう。
ガイドの子供も交え5人で砂地を走り抜け、高圧送電塔の下で休憩をした。
花に群がる甲虫(ヒイロハムシの仲間?)の色合いと動きが気持ち悪い。

花の蜜を吸っているのか特定の花に群れていた

甲虫(ヒイロハムシの仲間?) モンゴル乗馬ツアー5日目(Youtube)

 


休憩中の子供達はスマホゲームに夢中だ。モンゴル人の子供もゲームをすることで視力が低下していることを大人達が苦慮していた。

子供達はゲームに夢中

世界中を浸食するゲーム。
休憩が終わると子供達は馬に乗って帰って行った。


やっぱりつまんねー人生だな

僕たちは昼食地点へ向かって走り出す。
ふいに馬が右前方につんのめった。左腕は鞍をつかんでいるので、右腕で馬の首を抱きかかえる形になった。
「これは落馬する」と感じた。鐙に靴が引っかかり引きずられそうになった話を聞いていたので、右足の鐙を外し馬の左側から落ちようと考えた。
馬の左側から落下し、左骨盤から着地した。
衝撃で左脇に引っ張ったような痛みが走り、痛みで息をする事が苦しかった。
人生史上top3番目ぐらいの痛みだった。
「有休取って、遊びに来て落馬かよ。骨折してたら目も当てられない。やっぱりつまんねー人生だな」痛みに苦しみながらそんな不幸が頭をよぎった。
馬がつんのめった地面の跡を写真に納めようと考えたが、痛みで写真を撮る気が失せた。

落馬後に僕が乗っていた馬とガイドさんの馬を交換し、僕はガイドさんが乗っていた馬に乗って、再びチンギスハーン騎馬像を目指して走りだした。

チンギスハーン騎馬像前の緑地帯に到着

チンギスハーン騎馬像前の緑地帯に到着しサポートカーを待った。
何やらイベントをやっているらしく音楽やカスタムバイクで賑やかだ。

チンギスハーン騎馬像全体 像右側ステージでイベントをやっている

チンギスハーン騎馬像前 何やらイベントをやっている

午後からさらにステージイベントが始まった


サポートカーが到着し、ドライバーが「落馬して、大丈夫か?」とジェスチャーで示してきたので、「左骨盤を打撲した。とても痛い。」そんなジェスチャーを返した。

サポートカーが未舗装路を上がってくる。元気なボンゴだ。

サポートカーが未舗装路を走る。元気なボンモンゴル乗馬ツアー(Youtube)

昼ごはんを食べられる痛みであるが、不安で昼ごはんが喉を通らない。
馬が前のめりになった時に足で馬の腹をしっかり挟んでおかなければならなかった。常に足で挟む習慣や対応が出来ていなかった事が事故の原因だったと思う。


僕はこの馬から落ちた。馬刺しにして食べたいと思った。

足の速い馬(黄色の囲い内)

僕はこの馬から落ち(Youtube)

昼食後に続く

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