2024年6月モンゴル 乗馬ツアー2日目 PM キャンプ地での虹と星空撮影

モンゴル Mongolia
テントと夕やけ空

【乗馬ツアー2日目 】午後 もう1名のツアー客とも別れる

岩が露出した地形を進む。

昼からもう1名のキャンプツアー客と別れて各々のキャンプ地へ向かうことになり、
ここから先はスタッフ4名と僕1名で1チームとなった。
午前中とは打って変わって岩が露出した地形を進む。
下り坂も多く、体重を後ろに掛けて乗るためお尻が痛くて乗りづらいが岩山風景が美しい。
本当にかっこいい岩群だな。最高だ。
丘を一つ越える毎にゲルが見えてくる。丘と丘の間に一件ずつあるようだ。
おっぱい山の横を通り過ぎ、朽ちた手作りバスケットゴールに馬をくくりつけ休憩をする。

おっぱい山とバスケットゴール

モンゴル乗馬ツアー おっぱい山横を通り過ぎて休憩 (youtube.com)

ゴロンと座り込むと必ず何かの糞が近くにある。ガイドさんがその一つをつまんで
「子供の頃は山羊の糞をたばこ代わりに吸っていた」と言っていた。
なるほど。濃縮した草だから大丈夫だね。でも巻紙がないので吸わないことにした。


 

ジネズミの巣が多いエリアを進む

休憩を終え、ジネズミの巣が多いエリアを行く。何度か馬が足を取られバランスを崩す事がありヒヤヒヤした。

ジネズミの巣 キャンプ地周囲にもあった

ツアーを進んでいくと開けた土地に出た。馬と牛が放牧されている。ツアーは放牧された群の横を通り過ぎる。ほとんどの牛と馬は逃げていくが一頭の黒い馬がたてがみをなびかせてこちらに向かってきた。この群れを守っているサラブレッドだ。
向かってきた黒い馬は少し距離を置いて止まりこちらをじっと見ている。立て髪がかっこいい。
こちらは構わずに馬を水辺に連れて行き、水を飲ませた。
近くに仔牛の群れがおり僕たちを警戒していた。母牛が心配そうに仔牛寄ってきた。仔牛も僕たちからは逃げたくて逃げたくてしょうがないようで声を上げながら母牛側に逃げていった。

母牛の元へ逃げる仔牛


 

17時過ぎにキャンプ地へ到着。風と雨と

ここは13世紀村から6kmぐらい離れた地点。

牛の群れの通路を塞いでしまった様で牛たちは我々のテントを避けて家路へと過ぎ去っていく。モーモー唸っているのは文句なんだろうな。群の進行を止めてしまい、迂回させてしまったぐらいだから。

テントの横を通り過ぎていく牛 雨雲が迫る

テント横を縦列で通り過ぎていく牛達

車両と合流しテントを立てようとするも強風で苦労する。
風上で雨が降っているのが見える。もうじきここにも激しく雨が降ってくるだろう。
急いでテントを立て、荷物を運び込む。

横殴りの雨が身体に当たり出す

モンゴル乗馬ツアー キャンプ地に雨が迫る (youtube.com)

テントは風雨に翻弄され轟々と揺れる。その最中テントの外から呼ばれた。
「早くテントから出てきて!!」急いでテントから出ると大きな二重虹が架かっていた。
みんな虹を見て歓声を上げている。これだよね。これがあるから現地まで行くんだよ。風雨が吹きすさぶ中、裸足で撮影をし、魅入った。
神様ありがとう! モンゴルまで来て良かった!

二重虹

〔ビデオ後ほど追加〕

トラックの荷台では幌内で淡々と晩御飯が作られている。

トラックの中では着々と夕食の準備が進められている

今日の晩御飯はカレー味。モンゴルに来て初めてのお米。肉もふんだんに入っており、とにかく食事量が多い。ごちそうさまでした。

晩御飯

国内外問わず出張や旅行に行くときは必ず柿ピーを持っていく。新幹線の中やテントの中で食べるおやつだ。モンゴルにも持ってきた。
夕食時にスタッフのみんなに柿ピーを配ってみた。「美味しい」と喜んでくれたので大袋ごと渡したらさらに喜んでくれた。
手元の柿ピーは無くなったけど笑顔を受け取った。

300m先で馬の群が家路を急いでいる。群を管理している人はいない。群が群だけで食事に出て、群で帰宅してく。

小走りで移動する馬の群れ #mongolia (youtube.com)

雨雲が流れて晴れ空になってきた。
さっきまでの風雨が嘘のように明るい空になる。

草を食む馬 雨後の晴れ間

遠くの雲が美しい。 方角としては13世紀村の方になる。

そしてまた雲が流れてきて、さらっと雨が降るとまた虹が架かった。今度は明るい空に架かる虹だ。
その変化には退屈しない。ただただ美しい。

 

明るい空に出現した二度目の虹

 

馬に架かる虹

夕方にもう一度虹が出現した。僕はチャイを飲んでいる。虹の下では乗ってきた馬たちが草を食んでいる。朝まで食べ続けるのかな。

三度目の虹(夕方の虹)


夕焼けはよりドラマチックに

日が暮れてくる。山頂付近には陽が射しているがすでにキャンプ地には日が射していない。
アンデスの時もそうだが夕刻、山頂付近岳にスポットで陽が当たる様は本当に美しい。
下を見ればテント近くのちょっとした湿地帯に反射する夕焼けも美しい。

丘の上だけを照らす夕焼け

湿地帯にリフレクションする夕日

今日の夕焼けはドラマチックだ。空全体が真っ赤に彩られた。本当に圧巻だ。
神様ありがとう! モンゴルに来て良かった!

モンゴル乗馬ツアー キャンプ地の夕焼け空 (youtube.com)

雲が流れてくる度に雲の厚さ/質量によって、強風→雨→虹のコンビネーションになる。
結局この日はキャンプ地に到着して日没までの間に虹が3回出現した。
標高は1645m。天気は目まぐるしく変わる。

夕日のしたで草を食む放牧馬


 

尻保護改善策結果

今日は30kmぐらい走った。そして尻痛対策の結果はクッションがズボンの中でずれるもののひとまず保護機能を果たし尻を守ってくれた。そして、もう少し改善策を追加するアイディアが思い浮かんだ。明日追加工する。

 

星空撮影

深夜1時頃に目が覚めた。写真を撮ろうとテントの外に出る。はっきりと寒い。
そして地平線・スカイラインまで星が続く天の川銀河がはっきり見えるので三脚と一眼レフを取り出す。
スケール感は違うがちょうど昼間虹が見えた方向に天の川が掛かっている。
なんとか写真に収めたいが手持ちのレンズでは無理だ。もっと広角レンズがあれば天の川アーチの写真が撮れたであろう。

テントと星空

PENTAX KPはミドル機ながら超高感度撮影が可能の触れ込みで発売されました。楽に設定して星空撮影ができます。今も販売されているのかどうかは存じません。
寒さに手がかじかみ、身が震えるのでテントへ撤収。
寝る。
この辺りはオオカミも出ないはず。

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